「あー…」の、その先に

日常の中で、ふと「あー…」と思う瞬間、ありませんか?

例えば、
出がけに限って、エプロンが見つからない。
ようやく干した洗濯物に、まさかの通り雨。
冷蔵庫を開けたら、昨夜の夕飯の残りがまだそのまま。
朝バタバタと出ていった子どもたちの脱ぎっぱなしの靴下が、廊下に転がってる…。

そういう瞬間、つい小さくため息が出て、「あー、もう」と独り言。
でもその「あー」の中には、
「どうにかしたい」っていう前向きさや、
「毎日ちゃんとやってるのに」という自分へのねぎらいが、ちょっとだけ隠れてるように思います。

家事代行のお仕事をしていると、お客様の「あー…」に出会うことがよくあります。
例えば、使いづらいキッチン収納、増えすぎた洗剤ボトル、片付かないリビングの一角。
でも、それを一緒に整えていくことで、お客様の顔がちょっと和らいで、
「あー、すっきりした」と言ってもらえる瞬間が、私のやりがいになります。

日常の中の小さな「あー」を、ひとつずつ、「よかった」に変えていく。
そんなお手伝いができたらいいなと、今日も思いながら訪問しています。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

この記事を書いたスタッフ