サポートセンターの山本です。普段は事務局内にいて、来客対応やスタッフサポートなどをしております。
今日は、時々来社されるスタッフさんとのお話の中で聞いたお話をしたいと思います。
家事代行の仕事を始めて、もうすぐ半年になる現場スタッフさん。
「主婦歴=キャリア」なんて、以前の私は思ってもいませんでしたと本人も笑って話しています。

ただの“当たり前”だと思っていた日々
結婚してから、20年間ずっと専業主婦。
掃除して、洗濯して、ご飯を作って、家を整える毎日。
家族から「ありがとう」って言われることもあれば、
何も言われない日も、もちろんありました。
そのうち、子どもも大きくなって手がかからなくなり、
ぽっかり空いた時間と心のスペース。
「私、これから何しよう?」って、ちょっとだけ戸惑っていた時期に、
見つけたのがこの家事代行の仕事でした。
「え?これ、仕事になるんですか?」
家事代行の仕事をテレビで知り、興味を持ち、意を決して面接へ
そこでお話する中で、
「掃除がすごく丁寧にやられてるんですね」「家事ができる・好きっていうだけで十分です!」
今まで“当たり前”だと思ってたことが、
ここでは“評価”される。
正直、最初は自信なんてまったくなくて。
「うちの掃除、自己流だし」「失敗したらどうしよう」って。
でも、初めて訪問したお客様の家で、
キッチンを掃除し終えた時に言われた
「うちのシンク、こんなにピカピカだったんですね」
のひと言で、なぜか胸がジンとしました。
「主婦で終わりたくなかった」
この仕事をしてから、
“今まで積み上げてきたことに、意味があったんだ”って、
初めて自分で思えるようになりました。
「◯◯さんが来てくれると安心します」
そんな言葉をもらえるたびに、
ただの“家事”が“誰かの支え”になるってことを実感しています。
主婦歴=経験、経験=力
私は特別な資格も持っていません。
でも、20年続けてきた家のことが、
今は誰かの役に立っている。それが嬉しい。
「何か始めたいけど、もう遅いかも」って思ってる方へ。
ぜんぜん遅くなんかないです。
“主婦”であることは、立派なスキルなんだと、今なら胸を張って言えます。
もし、誰かの暮らしをちょっと明るくできるなら。
わたしの“日常”が、誰かの“笑顔”になるなら。
この仕事を始めて、本当に良かったと思います。
誰でも新しいお仕事に挑戦することは、勇気がいる。
主婦歴が長いからこそ、不安なこともある。
まずは、今までの主婦経験が誰かの役に立つ【お仕事になる】ということを知っていただけたらと思います。
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