最近あるスタッフさんから聞いたお話です。
ある日の夕方、いつものように訪問先で家事を終え、最後のご挨拶をして帰ろうとしたときのこと。お客様が玄関まで見送ってくださり、ふとこうおっしゃったそうです。
「今日はね、あなたが来る日だから、朝から楽しみにしてたんです」
スタッフが少し驚いて「そうなんですね」と言うと、
「部屋がきれいになるのもうれしいけど、誰かとお話できるのが何よりありがたいです」と、優しく微笑まれました。
その一言が、その日の疲れをすっと溶かしてくれるように感じたそうです。
「ありがとう」という言葉は、私たちにとって何よりのご褒美であり、明日への力になります。
家事代行は、ただ“作業”をする仕事ではありません。
誰かの暮らしを支え、心をほんの少しあたためる――
そんな「関わり」があるからこそ、毎日が意味のあるものになるのだと、改めて感じた一日でした。
